日本の歴史と文化が詰まった社寺での体験・滞在により「日本の魅力」と「ありがとうの感謝の輪」を世界に広げていく体験ステイサービス『お寺ステイ』を運営する株式会社シェアウィング(所在地:東京都港区、代表取締役シェア社長:佐藤真衣、雲林院奈央子、URL:https://oterastay.com)は、高山善光寺より運営支援業務の委託を受け、7月10日に「TEMPLE HOTEL 高山善光寺」をプレオープンいたします。
【お寺本来の姿を取り戻し、後世に残る地域と世界に開かれたコミニティの場に】
高山善光寺はかつて地域が集う寺院として親しまれ、遠路からの参拝者の方々のために宿坊を併設し、世界中から高山を訪れる方の国際色豊かな宿としても役割を果たしてきました。しかし、時代とともに少しずつ地域とのつながりも途絶えていました。
そこで子育て中のママ2名がシェア社長として代表を務め、社寺での日本文化体験を通じて『セルフクレンズ』の場づくりを行っているシェアウィングより運営支援の相談をさせていただき、地域の皆さんや海外からの旅行者に気軽に立ち寄って交流してもらえる、開かれたお寺として蘇らせる取り組みが始まりました。
「TEMPLE HOTEL 高山善光寺」は、シェアウィングが手がけるお寺を本来の姿を蘇らせる宿坊再生プロジェクトの第一弾です。
【お寺ステイは「セルフクレンズ」する場・体験を提供しています】
忙しい毎日の中でも、社寺での日本文化体験を通じて一度しっかり立ち止まり、心を鎮め、空白、静寂を作り自分らしくいるために、心と体を整えること。それを「セルフクレンズ」と呼んでいます。
STAY①宿泊「SPACE」 立ち止まる時間
24時間オンライン・オフラインと絶えることなく忙しい世界で物理的にも、精神的にもしっかり立ち止まる空間・時間の「Space」が必要です。
STAY②お寺・日本文化体験「CLEANSE」 清める
集中力や思考の柔軟性を鍛える、感性を磨く、社寺だから体験できる写経や座禅・瞑想などのコンテンツを提供します。(※9月以降に提供開始予定)
STAY③地域交流・文化発信「MEET」 出会う、つながる、知る
歴史や文化の違いとの出会い・交流によって生まれる感動や感謝の気持ちを作り、その場所でしかできないその場所ならではのできることを行い、新たなコミュニティづくりに挑戦します。
【社寺を取り巻く環境の変化。外国人観光客のニーズで宿坊がスタンダードに】
近年、檀家の高齢化や参拝客の減少に悩むお寺が増える一方で、外国人観光客の参拝が急増しています。特に、お寺ならではの「朝のお勤め」や「座禅」等をやってみたいという外国人観光客は多く、英語表記を充実させたり、外国人向け瞑想体験を実施しているお寺も増えています。
また外国人観光客の増加により、現在でも宿泊施設不足が続いており、2020年時点では東京・関東地方で約6,400室、京都・大阪を含む近畿地方では約20,000室もの客室数が不足すると予想されています。 この不足分の客室数を「宿坊」によって補うことを当面の目標としています。
【夏は、ヨーロッパ人旅行客で溢れかえる。秋は、日本三大美祭「高山祭」で賑わう。】
その中でも飛騨高山は数年前から外国人旅行者の受入環境整備に積極的に取組んでおり、人気を集めています。2016年に岐阜県高山市を訪れた観光客数は前年比約4%増の約450万人、外国人観光客の宿泊者数が同26%増の約46万人と、いずれも過去最高を記録しています。アジア圏だけでなく、フランスやスペイン、イスラエルからの観光客の割合が高いのが特徴です。特に夏はヨーロッパ人観光客の割合が高くなるので、「TEMPLE STAY 善光寺」オープンはまさに旬の時期と言えます。
今後もシェアウィングは、お寺で心も体もセルフクレンズし、日本のわびさびに触れ、自分を高める旅の拠点になる宿坊を広めるために活動してまいります。宿泊だけを目的とする宿坊ではなく、日本文化を体感し、その場でしかできない体験や交流を通じ、感動と感謝の気持ちを日本人も外国人も得ることができる草の根外交の場を目指しております。
【TEMPLE HOTEL 高山善光寺 へのアクセス】
宿坊名称: TEMPLE HOTEL 高山善光寺
所在地: 岐阜県高山市天満町 4-3
宗派: 浄土宗
アクセス: JR東海高山本線 高山駅から徒歩7分
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