〈つちぼとけ〉って?気軽にミニつちぼとけを作ることのできる本寿院へ【東京・馬込】

お寺ステイ OTERASTAY 東京 寺 馬込 本寿院 つちぼとけ

〈つちぼとけ〉とは?

突然ですが〈つちぼとけ〉をご存知でしょうか?漢字で「土仏」と書く通り、土(粘土)で作る仏像のことをさします。丸いフォルムと、ほんわかした表情が癒されるということで、女性を中心にじわじわと密かな人気が広がってきているそうです。

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〈つちぼとけ〉を広める活動をしている本寿院

そんな〈つちぼとけ〉の人気を探るべくこの日伺ったのは、東京浅草線「馬込駅」から徒歩10分ほど歩いたところにある本寿院。ここでは、基本的には毎日〈つちぼとけ〉をはじめとした体験を行なっており、始めたの方でも気軽にミニサイズの〈つちぼとけ〉を作れるとのことで密かな人気を誇るスポットです。

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室内は写真のように机が並べられており、奥には様々な仏像などが飾られています。ここでは、多いときは16人近い方が〈写経〉や〈つちぼとけ〉などの体験をされているそう。

まずは本寿院の三浦尊明ご住職から〈つちぼとけ〉を始める前に簡単な法話をしていただき、仏様にご挨拶をするところからスタートします。

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まずは〈一文字写経〉を

仏様へのご挨拶が済んだら、「気になった一文字」を書く〈一文字写経〉を。大量の漢字のなかから一文字だけ!選んで書くものの、つい “一文字だけ” となると、ついつい真剣に選んでしまいがちです。が、あくまでも「つい目に入った一文字」で良いとのこと。(深く考えもせず、まず目に入った【香】という文字を選んでみました。)

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いざ〈つちぼとけ〉作りへ

〈一文字写経〉が書けたら、遂に〈つちぼとけ〉の製作をはじめましょう。最初に幾つかポイントを説明していただきます。その中でも注意すべきは、「中を空洞にさせること」。これはもちろん、そうしないともちろん焼いたときに割れてしまうためですね。

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表情などは特に指定もなく、自分が「良い」と思うものを作成することが良い〈つちぼとけ〉をつくる最上の方法。スティックを上手く使いながら健闘すること30分ほど・・・

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出来上がり。なんとも言えないですが、だからこそ「次はもう少し上手に作りたい!」とか「今度はもっと大きな作品を作りたい!」といった具合に、〈つちぼとけ〉製作にハマっていくのかも、と妙に納得。(ちなみに歴の長い方だと20年以上のキャリアを持っている方もいらっしゃるのだとか……!)

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尚、この日製作した〈つちぼとけ〉は、2ヶ月ほど経ってから郵送で手元まで届けてくださいます。2月の今からだと、ちょうど桜舞い散る新年度の季節ですね。もちろん焼きの工程の途中で割れてしまうこともあるそうですが、それはそれで「自分の身代わりで割れてくれた」と思いましょう、とのこと。

土遊びなんてもう何年もしていない大人のみなさんこそ、ついつい無心になってしまうはず。ぜひ一度お試ししてみてはいかがですか?

土でできた仏さま〈つちぼとけ〉をつくろう【東京・馬込】

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