地元では、寒い冬にはよく温泉に入りに行っていました。家から車で10分も走れば温泉地に行けるような場所に住んでいたので、家族の休みがそろえば、景色の良い露天風呂のある温泉へ。
そろそろ関東でも温泉に行きたいなあと思っていたところで、今回の「東京夜ZEN活部」第二回目のゲストは、温泉メディアYutty!プロデューサーの上田浩司さんです。
温泉メディアYutty! 上田浩司さん
プロフィール上田さんは、もともと昔から温泉が大好きだったとのこと。普段は日本国内や北半球の温泉やSPAを中心に、温泉巡りと取材などの活動をされています。また、若手企業家や日本を盛り上げる活動を応援されており、よく後輩を温泉取材に同行させ、温泉談義や仕事のことについて熱く語り合うそうです。今回は、お忙しい中、旅の合間に夜ZEN部にて登壇してくださいました。
大阪生まれ。同志社大学卒業。1999年、株式会社ガイアックスを実弟である上田祐司氏(現代表)らと共に設立し、採用や法人営業部門を担当。2005年に株式公開を果たす。2013年、温泉を活用する共創コミニケーションを進めるため、株式会社ダック&フォース設立、代表取締役営業部長就任。LITALICO社アドバイザー。
他に経営アドバイスをベンチャー企業に行う。
上田さんはお寺ステイの活動も強く支持してくださり、わが社の取締役営業部長としても暗躍されています。わたしたちは敬意と親しみをもって「部長!」と呼んでいます。
今回の座談会のナビゲーターは、弊社シェア社長の雲林院です。上田さんとはかれこれ15年(?!)以上の付き合いなんだとか。座談会中の掛け合いも面白く、息がぴったりでした。
テーマ:「寒い冬をほっこり乗り越える ゆるく!あつく!温泉談義」
上田さんの紹介から始まり、温泉にまつわる小話が出てくる出てくる。笑いを誘う体験談もたくさん出てきて、参加者さんもおもわずにんまり。会場がゆるく、まるで温泉に浸かっているときのようなリラックス感に包まれていました。「自分の人生、無理しないで生きてる人ー??」
上田さんのこの質問に、手を挙げられた参加者は約4割。わたしはすんなりと手を上げることができませんでした。
「働きすぎたらあかん。食べ過ぎたらあかん。無理しない。何事もやりすぎるては長生きできない」
上田さんの教訓となっているおばあさんの言葉だそうです。過ぎたるは及ばざるがごとしという言葉の通りですね。人材育成や選定をされている上田さんならではの、仕事と付き合いのバランスに関するたとえ話も登場。(実は、実際にいる後輩の話なんじゃないかというウワサ)会場も沸き立つ笑いがおこりました。
「温泉にはいると、心も裸になる」
これは私もほんとに共感!裸の付き合いという言葉もありますが、「はあ~」とお湯につかってリラックスしているときって、なぜか本音が言いやすかったり、見え張らなくていいや、いまは休んでいいや、という気持ちになってしまいます。
最後には、温泉の体の冷えない入り方も伝授してもらえることに!
温泉成分はなるべく体に残っていたほうが、体温の蒸発を防げるので保温効果が高いとのこと。硫黄などのにおいの強い温泉に入っていなければ、しっかりと洗い流さずタオルで押さえる程度でよいそう!いままでしっかりシャワーで流してしまっていたという方は、わたしだけじゃはず。
また、座談会の中でも、後輩や今後の日本に関してのことについてあつく語る場面も。温泉も、お寺もそう。古き良き、日本が持つ良さをもっと海外に示していこう!という考えで、お寺ステイの活動についても励ましてくださいました。常に先のことを見つめて考え生きていらっしゃるのだなあ、と感じました。わたしも、どんどん真似していこう!
[caption id="attachment_1574" align="alignnone" width="800"] Photo by Haruna Kawanishi[/caption]
お土産はMIKADO LEMON.
今回は上田さん直々に用意してくださった、瀬戸内の大崎下島 久比産レモンのお土産付き!ワックス・防腐剤一切不使用の天然レモンで皮ごと食べることができて、とってもよい香りがします。こちらのレモンは、上田さんの後輩の広島のレモン農家 Naorai 三宅さんから用意してくださったものです。風邪の引きやすい今時期にぴったりのビタミンを補給してくれるお土産に参加者さんたちからも喜びの声をいただきました。
三宅さんが作る瀬戸内海産・皮まで食べられるレモンはこちら→NaoraiInc.
ゆるーい懇談会・感想
終了後は希望者をあつめて、懇談会を行いました。なんと15名以上の方が参加!皆さんありがとうございました!初対面の方同士でも、和気あいあいとした時間を過ごすことができたのではないのでしょうか。初めて座禅をされる方、懇談会には初参加の方、いろいろな方がいらっしゃいましたが、数人の参加者さんに、座禅の感想をきいてみることに。
一番多かった感想は、
「意外と時間がたつのが早かった」
です!これにはわたしもびっくり。みなさん集中して座禅を組めたようです。
「警策を体験できてよかった。心地よかったしなかなかできない体験だった」
>>警策についてはこちらのブログ記事で紹介しています!
前回も好評だった警策。イメージとは違うギャップで印象に残ったのでしょうか。
「ご住職が座禅の方法を説明してくれるのが良かった。ご住職の説話がよかった。」
こちらもすごくよく聞かれる感想でした。これは、前年に行っていた朝ZEN活部のときからきてくださっている、常連さんからも聞く言葉でした。
金嶽ご住職の説話も、わかりやすく心に響く面白いものばかり。
「一度止まって考える。それが正しいということにつながる。」わたしも毎回気付きを得ることができました。
「言い訳ばっかり、理由ばっかり考えていませんか?心を空にする時間、それが座禅です」
座禅後、広尾も夜も更けてきて、懇談会もそろそろお開き。上田さんがひと笑いを取ってこれにて閉会。飛び交う「部長!なにいってるんですかー!」という笑い声。改めて上田さんの人柄やユーモアが愛される秘訣なんだと実感。人望の厚さを再発見しました。あー、ほっこりした!
さてさて、次回の東京夜ZEN部も楽しみになってまいりました!
次回は4月!ゲストは、「アクティ場」として本を読まない読書会などを企画している株式会社アクティベートファクトリー 代表取締役社長 三田剛広さんをお呼びしています。
4月24日 19:00-20:30 @広尾のお寺第21回東京朝ZEN活部