お知らせ

    【東京夜ZEN活部】自分に気づく時間×4コマワークショップで創造力遊び(ナビゲーター:アクティベートファクトリー代表 三田剛広さん)



    こんにちは!お花見真っ盛り、春の陽気を感じる季節になりましたね。
    雪のない3月に驚きを隠せない北海道生まれ大自然育ちのお寺ステイスタッフmiwaです。
    第3回目「東京夜ZEN活部」では、ゲストに「アクティ場」を運営・開催されているアクティベートファクトリー代表 三田剛広さんをお呼びして、4コマ漫画のワークショップを開催しました。その様子をレポートしていきたいと思います。

    4コマナビゲーター三田剛広さん

    今回大反響だった4コマワークショップ。
    ナビゲーターは(株)アクティベートファクトリー代表の三田剛広さんです。
    三田さんが開催している「アクティ場」とは、感性を磨き、創造力を養う場として、様々な企画をされています。

    お題の中から自分で考えて書いて発表してみる「ハッとひらめく!4コマワークショップ」や、ほかにも写ルンですを使った「撮るんです」、「読書しない読書会」などを企画されていて、参加者さんからは新しいことに気づける、デトックスしたようなすっきり感を得られる、という感想が多いとか。面白そう!

    今回は「プチアクティ場体験」ということで、4コマワークショップをお寺ステイver.で!
    お寺のお堂で4コマを作成、発表する体験をナビゲートしていただきました。

    ほかにも、三田さんのご趣味はドローンということで、「ドローン忍者」として各地をドローンを使用して撮影されているそうです。
    また、お寺ステイの活動にも共感していただいており、朝に永田町GRIDで行っている移動式寺院「ココロ寺」の常連さんでもあり、お寺ステイの立ち上げからWEB作成などのサポートをしてくださっているので、若手メンバーの頼れるお兄さんでもあります。

    スマホを鉛筆に持ち替えて

    参加前に三田さんが「4コマワークショップ」についてナビゲートしてくださいました。


    「鉛筆でなにかを書いたのはいつぶりですか?」

    普段、パソコンやスマートフォンばっかり触っていることが多い現代人。
    4コマという限られたスペースで、紙に書いて自己表現する、という創造力のトレーニングの機会は、情報があふれてインプットばっかりしているわたしたちに必要なデトックスなのかも。



    「自分で考えたこと、自分で創造したことって、人にしゃべりたくなるんだなって気づいたんです。誰かに伝えたくなることってその人の個性が強くでるんです」

    三田さんのお話を聞いていると、小さいころよく両親に一日のあったことを報告している自分を思い出しました。

    『周りの目なんて気にしないで、自分のワクワクの感覚だけにフォーカスしてたな。好きなものはとことん全力で楽しんでたな。』4コマを作ることで純粋な「ワクワク」感を味わえるのもいいかも。

    4コマを作ってみる

    実際にわたしも参加者さんに交じって、4コマを作成することに。
    テーマは「日常」。
    実は、わたしは以前に、個人的にアクティ場さんの「ハッ!とひらめく4コマワークショップ」に参加したことがあります。

    東京夜ZEN活部4コマフライヤー写真その時のテーマも「日常」。意外に日常って、様々なシーンがあって、切り取れることはたくさん。くすくすっと笑えるシーンやほっこりした出来事、がっかりした1日や、何気ないふだんの習慣まで。
    でもいざ鉛筆を持つと、なかなか書き始められなかったりする方も。

    「スケジュール表を見ないと、最近何をしたかわからない」

    参加者さんの声がふと耳に入って、「ハッ」としました。忙しい日々に追われて、1日1日を丁寧に大切に生きるということを、わたしもすっかり忘れていたようです。

    わたしも限られた時間の中、必死に書き始めます。

    「あと5分延長します」
    やっぱり!なかなか時間かかっちゃった。言葉や文字、写真を撮って自分を表す機会はあっても、絵で分かりやすく表現する機会ってなかなか無いので、毎回新鮮な気持ちで作業できます。

    「終了です。皆さんかけましたか?」
    一気に集中した場の空気がほぐれて、なんだかほっとした。
    お寺の空気もあってか、もくもくと周りを気にせず書けました。

    いざ、発表!

    まずは三田さんの「日常」から。
    最近あった後輩とのやりとりを切り取った4コマを披露してくださいました。
    ふふっと笑える日常の一コマに、会場もさらにゆるい空気になって、ほっこり。

    自分にとっての日常って気づかないことが多いけれど、参加者さんの発表を聞くと、「あっ、自分もこんなことあったな」「自分ならその時どうしただろう。」と振り返る機会にもなりました。

    「引っ越し」「家族とのご飯」「お仕事」
    さまざまなテーマが飛び交って、バリエーション豊か!その後や続きが気になるものもたくさんありました。

    いざ、自分の番…!
    わたしは「通勤」について書いてみました。絵はとっても苦手で、中学の美術の成績は「2」の絵心のないわたしですが、恥を忍んで発表すると、みなさん笑ってくださってうれしかったです。

    自分で頑張って作ったものって、人に聞いてもらえるのがうれしい!

    あ、これが三田さんのお話していた「アクティ場」の空気なんだ。

    発表後は、緊張もすっかりほぐれて、背中をストレッチしたみたいにすっきりした感じを味わえました。

    参加者さんの感想

    何人かにお話しをお伺いしたのですが、「すっきりした」「楽しかった」という感想が一番多く聞かれました。

    なにより、
    自分自身の普段考えていることに気づけた
    というのが大きな収穫になったとお話ししてくださる方も。

    自分を見つめる、自分を知る、というのは仏教の中でもよく勉強のテーマとして取り上げられます。

    わたしも、集中して描く→発表の工程のなかで、自分自身をみつめて気づける機会になったと体感しました。
    そしてなんと。今回の参加者さんからの反響を受けて、座禅×4コマの東京夜ZEN活部が「レギュラー化」しました!!!アクティ場とは違った、お寺での創造力遊びをいろんな方に楽しんでもらえたらとおもいます。

    来月のワークショップでは、自分の「日常」にどんな変化があるんだろうか。そんなことを楽しみに、新年度頑張ってスタートしようっと。




    次回開催のお知らせ

    4月24日(火) 19:00-20:30 @広尾のお寺第4回東京夜ZEN活部
    お寺,お坊さん,ご住職,座禅説明
    5月22日(火) 19:00-20:30 @広尾のお寺第5回東京夜ZEN活部