法源寺について
法源寺
慶長元年(一五九六年)七月創建。
開基は法源坊日華上人、開山は妙覚律師日成上人。
かつては本堂、庫裏の他に七面堂、朝師堂を有していましたが、
明治中期火災に遭いその一切を烏有に帰しました。
同二十八年十一月に本堂を再建し、今日に至ります。
地域の皆さんに開かれたお寺を目指し、
お寺を舞台に人生を豊かにする”学び”や”体験”を
皆さんと共に作り上げていくことを目指す「寺子屋法源寺」や、
朝のお勤め・掃除・お話の時間から一日をスタートできる
「テンプルモーニング」を月二回のペースで行っております。
御本尊について
最上段に南無妙法蓮華経の宝塔があり、その左右に釈迦如来と多宝如来が安置され、その周囲に菩薩や諸天善神が配され、法華経の説かれた様子があらわされています。
仏像について
鬼子母神
鬼子母神は仏様の教えを信仰する人々を護る神様で、安産・子育ての神様でもあります。日蓮宗では仏法の守り神である鬼子母神を祈祷の本尊としてお祀りしています。
聖観世音菩薩
仏様の慈悲の心を現し、人々の救いを求める声に応じて、救いの手を差しのべてくれる菩薩。山門を入ってすぐ左に配置されています。
豊教育発祥の地
地元豊小学校の前身である吉田学校は明治四年に法源寺の本堂を仮校舎として開校されました。
豊小学校百周年を記念し、当時の文部大臣であった海部俊樹氏に「豊教育発祥の地」と揮毫していただき記念碑を建立しました。